住職ご挨拶

ようこそ、住職の金山真勝です。
この寺は『光明山こうみょうざん 南昌院なんしょういん』といいます。
  • 弘法大師(お大師様)を宗祖とし、高野山金剛峰寺こんごうぶじを総本山とする高野山真言宗のお寺です。
  • ご本尊は「薬師瑠璃光如来やくしるりこうにょらい」(お薬師さま)です。
  • ご本尊を拝むときは「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」とお唱えします。
住職 金山真澄 仏教では多くの仏様がおられますがその中でも身近な仏様として十三仏像がおられます。この仏は一般に慈悲の仏として信仰されています。慈悲とは仏が衆生に楽を与え苦をのぞく事です。
これを大きく分けますと慈=如来、悲=菩薩になります。私達がお地蔵さん、観音さん、お薬師さんと親しんで呼ぶのは、生きている私達を守ってくれる「現世利益げんぜりやく」の仏さまだからです。薬師如来は東の方角にいて、私達を守ってくれる仏さまです。
太陽や月は東から昇るので、薬師如来は「日光菩薩」を左に「月光菩薩」を右に従えて、東から西に向かっておられます。現世利益的信仰が有力な日本においては、薬師如来は病気平癒などを祈願しての造像例が多く、極楽往生を約束する仏である阿弥陀如来とともに、日本においてはもっとも信仰されてきた如来であります。奈良法隆寺金堂の薬師如来坐像は一般にもよく知られています。

合 掌