南昌院ご案内

光明山 南昌院
高野山真言宗 備中霊場第六十六番 中国楽寿観音霊場第十一番
住職 金山真勝 名誉住職 金山真澄
 
南昌院の庭園 笠岡の門前町は白鳳年間に遍照寺を創建したといわれる大守笠臣の遠裔にあたる陶山藤三義高が元弘年間に笠岡に城下町を築く。
南昌院は今から約300年前の貞亨年間に小平井住山に遍照寺の塔頭として弘俊和尚が開基したと伝えられているが、最近の調査でもっと早い時期に創建されていることが明らかになってきた。
かつて南昌院は慶長、寛永年間頃には東照院と呼ばれていた。福山藩主水野氏の記録「水野記」(第14巻)に、その東照院は笠岡城主の陶山氏によって、貞亨年間よりかなり早い時期に創建されている事を示す記述が残されていた。
東照院という名前ともう一つ関係があるのが南昌院の寺紋。徳川家と同じ葵の紋が使われている。これは、かつて小田藩の代官だった小堀新助から譲り受けて現在も使われている。
 
同寺は笠岡市出身の日本画家故小野竹喬画伯の両親の菩提寺でもある。
笠岡八十八ヶ所の第四番札所大日寺。
笠岡西国三十三ヶ所札所の十九番札所でもある。
中国楽寿観音霊場第十一番札所。
 

真言宗について

  • 真言宗は、仏教の心髄の教えを説く密教の宗派で、弘法大師によって日本に伝えられました。
  • 根本の御仏みほとけは、宇宙の本体である法身仏『大日如来』です。
  • 大日如来の御真言は、「おん あびらうんけん ばざら だとばん」とお唱えします。
  • 高野山真言宗は、弘法大師の御廟ごびょうを信仰の源泉とし、壇上伽藍だんじょうがらんを修学の地として、真言宗の教えと伝統を今日に伝えている宗派です。

 
アクセスマップ
所在地 〒714-0081 岡山県笠岡市笠岡6002
電話 0865-62-3978
FAX 0865-62-3981
本尊 薬師瑠璃光如来
中興開山 元禄2年弘俊法印
開基 笠岡城主陶山氏
建立 慶長年間
交通案内 ■JR山陽本線笠岡駅から北西へ車で5分
■山陽自動車道笠岡ICから南西へ車で5分
主な行事 ●8月16日 施餓鬼法会
●8月第3日曜 こぼんさん体験
●毎月8日 薬師如来縁日